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所長プロフィール

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上野宜春(うえのよしはる)
1958年(昭和33年)東京生まれ 52歳
1992年 会計士補登録
       都内公認会計士事務所にて会計監査に従事
1999年 公認会計士登録
2005年 税理士登録
       上野宜春公認会計士・税理士事務所開業

 私が監査業務に就いたのはバブル経済崩壊後、日本経済の失われた10年と呼ばれる時代です。しかし、この間、日本経済は決して停滞していたわけではありません。日本版会計ビックバンと呼ばれる、企業会計に関する構造改革が行われ、不良債権の整理、企業会計の透明化が進みました。私が担当した企業においても、不景気の中、取引先が次々と倒産し、不良債権が次々と積み上がっていきました。また、バブル絶頂期のプロジェクトは不良資産と化し、企業の重荷となっていました。こんな中、経営の合理化、組織改革、債権流動化等の手段により、企業は不良資産や古い経営体質の足枷がはずれ、新たな成長への準備が整っていったのです。
 すなはち、この10年は失われた10年ではなく、新たな経済成長へのあるべき準備期間だったと思います。この10年間、私も監査業務に従事しながら会社の方々と共に成長できた、非常に有意義な時代だったと思います。これからも、未来に向かって企業の皆様方と共に歩み成長していきたいと思います。

2005年08月01日