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ライブドアの公認会計士2人を在宅起訴(日経新聞2006/03/31)

公認会計士の職業倫理

 ライブドアの粉飾決算事件で、東京地検特捜部は31日、同社の2004年9月期連結決算の粉飾に関与したとして、会計監査を担当した港陽監査法人(横浜市)の小林元・元代表社員(51)と久野太辰・代表社員(41)を証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)罪で在宅のまま起訴した。

 これまでの特捜部の調べに小林被告らは「顧客を失うことを恐れ、不正経理を知りながら適正意見を付けた」などと供述し、起訴事実を認めているとみられる。

 起訴状によると、小林被告らはライブドア前社長、堀江貴文被告(33)=同法違反罪で起訴=らと共謀し、同期連結決算で売上高約53億円を不正計上し、連結経常損益を黒字と偽った有価証券報告書を提出した。小林被告は同期の監査担当を外れていたが、後任の久野被告に助言をするなどして、不正経理に実質的に関与したという。

 久野代表社員はライブドアの04年9月期連結決算の監査の責任者。小林元代表社員は03年9月期まで4年間の責任者で、ライブドア取締役、宮内亮治被告(38)=同=が社長を務めていたコンサルタント会社、ゼネラル・コンサルティング・ファーム(横浜市)の後任の社長に就いた。

<ソース>

2006年03月31日