みすず監査法人、7月末解散決定(日経新聞2007/05/31)
中央青山:一時監査人
みすず監査法人(旧中央青山)は三十日、一般企業の株主総会に当たる定時社員総会を開き七月末で解散することを正式に決めた。足利銀行など監査業務に絡んだ損害賠償請求訴訟などに対応するため、清算法人に移行する。
カネボウや日興コーディアルグループなど監査不祥事が相次ぎ顧客離れが進み、監査業務をほかの法人に移管する方針を発表していた。
清算法人には、片山英木理事長ら幹部四人と弁護士一人の五人が残る。みすずが抱える会計士や職員ら二千四百人は他の監査法人などに移籍。
新日本が千六十人、トーマツ四百人、あずさは二百八十人となる見通しだ。
2007年05月31日