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中外鉱、特損350億円(日経新聞2007/09/12)

公認会計士の職業倫理

9月中間
 中外鉱業は十一日、二〇〇七年九月中間期の連結決算で特別損失約三百五十億円を計上すると発表した。投資事業からの撤退に伴う債権譲渡損などを処理するため。同時に〇七年九月中間期と〇八年三月期通期業績の下方修正も発表した。
 同社と連結子会社のインテックスは企業向け融資を手掛ける金融会社に合計で約三百五十五億円を貸し付けていた。監査を担当する、なごみ監査法人が回収の可能性に懸念を表明。これを受け中外鉱は貸付金を債権回収専門会社に譲渡することにし、譲渡に伴う損失と中外鉱が保有する子会社株式の減損処理による損失を計上する。
 九月中間期の連結業績は三百五十七億円の最終赤字(従来予想は二億円の黒字)、〇八年三月期通期は三百五十九億円の最終赤字(同四億円の黒字)になる見通しだ。これまで一円を予定していた期末配当も見送る。

2007年09月12日