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セタ、前3月期決算で、売上高8億円、不適切に計上(日経新聞2007/10/03)

不適切な会計処理

 パチスロ機器大手アルゼの子会社であるセタは二日、二〇〇七年三月期決算で売上高約八億円を不適切に計上していたと発表した。前社長ら当時の経営陣が一部書類を偽造、改ざんし不適切な処理をしていた。ジャスダック証券取引所は上場廃止のおそれがあるとして、同日付でセタを監理ポストに割り当てた。
 〇八年三月期に計上すべき売り上げの一部を〇七年三月期に計上したことが判明。社内コンプライアンス委員会らが詳しい経緯を調査していた。調査結果によると、不適切な決算処理は元専務の指示・命令で行われ、前社長も容認していた。不適切に処理した売上高は約八億円に上る。
 セタは今後、監査法人と協議の上、〇七年三月期の有価証券報告書と決算短信を訂正する。

2007年10月03日